人に怯えている
この世は優しい人で溢れている。
ニュースでは残酷な話題が多く取り上げられているが、私の周りを見ていると優しい人ばかりだということを痛感する。
それでものこわいのだ。
私の顔を見られたくないあまり、反対に私のコンプレックスである部分を見てしまう。
正直、他人の顔には興味ないのだ。
私が気にしているのは自分の顔だけなのだ。
もしかしたら今この方が顎を触っているのは、私の顎が気になるからではないのか。
実際に相手がどう思ってるかなど分かっているはずもないのに、仕草や目線から勝手に判断してしまう。
そして勝手に自分で落ち込む。全て自分で自分を苦しめている行為に過ぎないのだが、それをわかっていても止めることができない。
だから私は人が優しいことはわかっていてもどうしてもこわいのだ。
でも、じゃあどうしたらこわくなくなるのか。
周囲の目を気にせずありのままの自分を受け入れる、好きになる。ことなのだろうか。
そう考えると確かに今の私は自分がどう見られているのか周囲を気にして、しかも自分自を好きになれていない状況である。
じゃあ、どうしたら好きになれるのか?って考えた時にやっぱり私は自分の顔に嫌悪感を抱かなくなりたいと思ってしまうのである。
そうなるともう整形しかない。親は泣くのだろうか…
今日も死にたいが生きたい。
今日も人を愛したいが、人がこわい。
自分を好きなりたいが、嫌悪感。
でもやっぱり今日も今日とておい食べ物は美味しいし、サンボマスターの曲は最高である。そして金もかかる。